ソノリテ・ブラックV2

販売価格 22,000円(税込24,200円)
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商品説明

〜ソノリテASシリーズは「使うことで音の輝きが増す」「余韻が延びる」「切れ味がよくなる」好評をいただいています。〜





● ソノリテASは弦からボディに至る音(振動)の伝達経路の一部であるテール・ピースのアジャスターのネジに着目し開発しました。

● ネジの強度を変えることにより、その楽器本来の性能をできる限り引き出そうとするものです。
















ソノリテ・ブラックはクロームモリブデン鋼でつまみ部分まで”削り出し一体成型”で作り上げられています。











1 「ソノリテ・ブラックV2」新発売




元々ブラックスペシャルはクロームモリブデン鋼のつまみ部分まで”削り出し一体成型”で作り上げられていますが、ブラックV2では、そのつまみ部分の厚みを増し、重さをプラスしました。音質は、今までの切れ味に加えて、しっとりとした深みが加わり、貴石付きのソノリテASの音質に限りなく近づいたと言えるでしょう。またこれは副次的な効果ですが、厚みが増したことで大変ネジを回しやすくもなりました。




2 アジャスターをつけるデメリット




稀にチェリストで、より良い音質を求めてアジャスターを使用せず、テールピースに直接弦を装着している方がいらっしゃいますが、チューニングが面倒になってしまうという問題があります。ソノリテをご使用いただければそういった問題も解決します。
ソノリテは必要悪とでも言うべき「アジャスター」の弱点を、素材を変えることによって大幅に改善することが出来ます。ソノリテASは弦からボディに至る音(振動)の伝達経路の一部であるテール・ピースの、「アジャスターネジ」に着目し開発したものです。本来伝達経路に余分な振動吸収をする部品はない方がよいのです。




3 弦の振動をよりよく伝えるために硬い素材が良いのです




弦の振動は上から順に、糸巻き、糸まくら、駒、テールピース、テールピースコード、サドル、エンドピンソケットという幾つもの部品で支えられています。
これらの部品のいずれかを、例えばゴムの様な軟らかい素材に取り替えたとしたら、途端に弦の振動はどんよりとした輝きの無いものになってしまいます。ゴムの様な軟質素材は、弦の微振動を共鳴箱(楽器本体)に達する前に効率よく吸収してしまうので、結果として無残な音色が発せられるということになるのです。ゴムは極端ですが、素材には必ず硬さの違いというものがあります。松は軟らかいが楓(かえで)は硬いとか、黒檀より象牙の方が硬いとかいう様にです。そして金属の素材にも硬軟があるのです。 真鍮や銅、アルミなどは軟らかい、ステンレスやチタン、タングステンなどは硬いなどです。 そしてこれらの素材の硬度の違いにより、楽器の音色は様々に変わります。音色の違いは、「弦の微振動の吸収率の違い」によるものです。




4 気がつきにくい盲点の部品「アジャスター」




素材の違いで音色が変わることに気付いたプレイヤーでも、なかなか気付かない盲点の部品、それがアジャスターです。
一般的なチェロ用のテールピースは、4つのアジャスターがすでに組み込まれている製品がほとんどですが、この組み込まれたアジャスター本体の素材は、悪くするとプラスチック系樹脂、よくて鉄ですが、ネジの部分はほぼ例外無く真鍮で作られています。
すでに言及した様に、真鍮は金属としては軟らかい素材なので、微振動は相当吸収されて、その楽器本来の音色はかなりの部分損なわれてしまいます。
このネジによる微振動の吸収率を、可能な限り小さくするために開発したのが「ソノリテAS」なのです。

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